それいけ! アルカナ!!

ポケモン記事。主に公式ルール若しくはダブルバトル関連です。

【WCS2022】オーガザシアン ~アルカナキヌガワ TAG TEAM~ 【ポケモン ダブル VGC】

2022年8月18~21日でイギリス・ロンドンにて開催された『WorldChampionShips2022』に参加してきました。

今回は同じゲーミングチームUmbraのキヌガワ(Twitter)と共に、持ち込むチームを調整しました。
ザシアン+カイオーガというメジャーな並びではありますが相当な完成度の構築が組めたので、しっかりと経緯や解説を書き残します。

 

■結果

・アルカナ
Day1:6勝2敗で通過
Day2:4勝3敗で45位フィニッシュ

・キヌガワ
Day1:Day2スタートなので無し
Day2:5勝2敗で通過
Day3:決勝トーナメント1落ちで最終20位フィニッシュ

2人共あと1勝が欲しかった...というのが本音ですが、強さの証明としては十分な戦績で終えることが出来たと思います。

あまりに構築の納得度が高すぎて、僕とキヌガワの2人で「オザ6」と呼んでました。

 

f:id:alcana10906:20220826210913p:image

 

・pokepaste
https://pokepast.es/73d0fd7b79e97e3a

 

 

 


 


■構築経緯

・ザシアン+カイオーガ最強!

全国大会を終えてからずっとザシアン+カイオーガの組み合わせを使い続けていました。
勝ち切れなかったにしても最強の2匹であるという考えは変わらず、
また世界大会は全試合BO3形式なので、このハイスタンダードな組み合わせの対応力の高さはより一層輝くと確信していたからです。

もちろん練習や新たな発見のために他の伝説の組み合わせもたくさん使いましたがどうにもしっくり来ず、反面ザシオーガの強さを再確認する事ができました。

ザシアン+カイオーガの強さ
①先発2匹で1ターン目から高圧的な並びを作れる
②ザシアン・カイオーガ共に単体で完成された火力を1ターンで成立させている(ふとうのけん&あめふらし)
③ザシアンを使う上で障害となるガオガエンの処理が比較的簡単

特にこのルールで①を満たす先発の組み合わせはザシオーガ以外でほとんど無いと感じます。
きょじゅうざん+ダイストリームの圧倒的瞬間火力、カイオーガダイマックスまで考慮すると読み合いにすらさせない高耐久、特性いかくのサイクルすら許さない攻撃範囲、どれを取っても最高水準の圧力を1ターン目から押し付けられます。

②の完成された火力もここに繋がっていて、お膳立てなしの単体で高火力を叩き出せるポケモンはザシアンとカイオーガと他はレジエレキくらいでしょう。

ザシアンを使う上で③の特性いかくの処理は非常に大事で、メジャーな特性いかくのガオガエンと霊獣ランドロスの2匹にまとめて弱点をつけるカイオーガはザシアンの相方として最高です。
特性いかくは交替から繰り出される事が多くて対処に神経を使うのですが、カイオーガの「しおふき」「こんげんのはどう」は全体技なので交替方向を読む必要もなくストレスフリーに試合を進められます。

(例として、白馬バドレックスは常にダイアースをガオガエン交替に合わせることに神経を使う。)

ザシアン+カイオーガの組み合わせはお互いの強みを引き立たせ合う最高の2匹です。

 

・最強の2匹を引き立てる一般ポケモン

ザシアンカイオーガを使う上でも相手する上でも難しい問題なのですが、残りの一般ポケモン4匹の組み合わせが多様化してる環境でした。





環境のほとんどが『いたずらごころ+ダイジェットエース+いかく+くさタイプ』なのですが、今回真っ先に確定したのがガオガエンゴリランダーでした。
自分たちはきょじゅうざん+ダイストリームの圧倒的瞬間火力を評価していたので、カイオーガダイマックスを積極的に使いたく、カミツルギランドロスのようなダイマックスに性能の大半を頼る一般ポケモンは相性があまり良くないと感じました。

その点ガオガエンとゴリランダーは、2枚の「ねこだまし」による盤面コントロール性能、いかくやグラスメイカーによるサイクル性能、グラススライダーの高火力先制技と、ダイマックスせずとも十分にポテンシャルを発揮できる性能を持っています。
水炎草の3タイプの組み合わせは攻守共に優れているので、シンプルな対応範囲の広さも評価しました。

 

いたずらごころポケモンを全て試したところ、最もしっくりきたのがエルフーンでした。(メタルバーストヤミラミ・万能傘オーロンゲ・火炎玉すりかえエルフーンなど本当にすべて試した。)

他のいたずらごころには無くてエルフーンにある性能、それは後発に置いて即アクションを起こせる事でした。
カイオーガとゴリランダーのタイプ相性が優れているのと同じで、カイオーガエルフーンのタイプ相性も優れています。

ザシアンorカイオーガの大事にしたい方を交替しながらエルフーンを繰り出してサポート技で場を作る これが非常に強力でした。

オーロンゲは先発から場を作る性能で、トルネロスは攻撃に特化した性能をしています。
その点エルフーンのサポート技はS操作が「おいかぜ」「わたほうし」、防御技は「あまえる」「くすぐる」「ひかりのかべ」と揃っており、トルネロスとオーロンゲを足したような性能です。

先発適性もあれば、タイプによる交替出し適性もあると、強いと考えるオザシの形にピッタリのサポートポケモンでした。

 

・大革命エルフーン

ラストのダイジェット枠はカイオーガダイマックスを使わない試合で出す枠で、サンダーボルトロスの2択で悩んでいました。

純粋な耐久や火力による安定感を取るならサンダー、特性まけんきによる圧力で構築の攻撃性能アップを取るならボルトロスといった具合。
世界大会前の対戦オフで、サンダーを使って優勝したこともあってかなり揺れていました。

そんな中で一緒にやっていたキヌガワがエルフーンのある技を提案します。

『"あまえる"より"くすぐる"の方がパワー高くね?』

最初はあまえるの攻撃2段階ダウンがあまりにも気持ち良すぎて半信半疑でしたが、実際に使ってみると防御ダウンが強すぎる。
エルフーンはやる事がないのに引くにも引けない...という状況が起こるのですが、「くすぐる」は裏のザシアンゴリランダーを通すために適当に撃っておくだけでOK。居座れば居座るだけ強いポケモンに早変わりしました。

「くすぐる」が革命レベルで強いことが確定したのでサンダーボルトロス論争にも終止符、物理型で採用できるボルトロスに軍配が上がりました。

 

そしてエルフーン革命その2。

エルフーンの"なやみのタネ"無限じゃね?』 (※本当にこんなテンションで相談しています。)

正直なところ 「ムーンフォース/おいかぜ/くすぐる」 の3つ以外は何でも良いレベルでした。
欲張るとアンコール、しんぴのまもり、ちょうはつ、ひかりのかべ...と止まらないのですが、状況に応じて見てみると「なやみのタネ」が全ての要素を満たしてくれます。

→特性トランジスタを消して実質「リフレクター&ひかりのかべ
→味方に撃てば後出し「しんぴのまもり」
→特性を消しながら攻撃を重ねれば実質「ちょうはつ」
→特性を消してしまえばただのHP1のポケモン
→特性よびみずを消して「ダイストリーム」を通す

うーん、もしかして最強の技?
ラストの技に感じていた不足感が一気に解消され、気持ち的に無敵の構築になりました。

 

あとは細かい部分を詰めて完成!

 

でんこうせっか」のリーチを伸ばすために攻撃重視の配分。「せいなるつるぎ」よりも等倍範囲が広がる「じゃれつく」を優先して採用。

火力も耐久も素早さもすべて欲しかったので欲張り配分に。

ガオガエンで勝てる範囲を広げた結果「すてゼリフ」は不採用に。そして「ゴツゴツメット」があまりにも最強すぎると僕らの中で話題に。

初めは「バコウのみ」採用で選出のしやすさを重視していたが「グラススライダー」のリーチが重要になってきたためタイプ強化アイテムに。

交替出しや「ねこだまし」との集中を受けやすいので耐久重視の配分。

第2ダイマックスエースなので数値を底上げするために、素早さよりも火力と耐久を重視。

 


 

■個別解説


いじっぱり 182-234-135-*-135-195 (116-180-0-0-0-212)
きょじゅうざん/じゃれつく/でんこうせっか/まもる

・耐久は最低限に抑えて、火力と素早さをギリギリまで引き上げた。

・「じゃれつく」採用によりパルキアなどのドラゴン伝説、カイオーガトリトドンなどの水タイプ、サンダーやボルトロスなどの電気飛行など、相方カイオーガの苦手な範囲をカバーできる。

・「せいなるつるぎ」不採用でディアルガナットレイはかなり重くなった。耐久の高くないカミツルギはギリ大丈夫。

・レジエレキやボルトロスなどに対して「でんこうせっか」がとにかく強い。この技がないと相手のエルフーンをどうやって倒していいかわからないレベルだった。

 


ひかえめ 193-*-131-202-161-122 (140-0-164-108-4-92)
しおふき/こんげんのはどう/かみなり/れいとうビーム

・特殊耐久は「とつげきチョッキ」に任せて、配分は防御重視。ダイマックスで撃ち合える範囲を強引に広げる。

・「ダイストリーム→ダイアイス→ダイストリーム」で天候:雨を長くする立ち回りがお洒落かつ強い。

・「とつげきチョッキ」持ちのカイオーガのミラーマッチでは、上から体力満タンの「しおふき」を撃てる、「かみなり」で相手のしおふきを弱体化する、というように素早さが高い方が試合の主導権を握るので、いたちごっこと分かりながらも素早さを気持ち程度に伸ばした。

 


わんぱく 201-136-143-*-119-85 (244-4-156-0-68-36)
フレアドライブ/じごくづき/ねこだまし/まもる

・「ゴツゴツメット」はヨプのみ→ひかりのこな→ゴツゴツメットという変遷を経て採用。受け出し回数が多いガオガエンには最高にマッチした持ち物で、これ以外ありえないとすら感じるレベルだった。

・「ゴツゴツメット+きょじゅうざん」(←たまに倒せる)、「ゴツゴツメット+10まんばりき」で相手のザシアンをサイクル不可能なレベルまで削ったり、終盤では相手のザシアンの行動を制限して詰み盤面が作れる、ラス1ガオガエンミラーで勝ち確定など、多岐にわたる活躍を見せてくれた。

・「まもる」は vsルナアーラ(「メテオビーム」を防ぐ)や vsヌケニン(無理にガオガエンを倒しにくる計算を狂わせる)において非常に重要な技であり、また本来「まもる」採用率が低いガオガエンが狙われて崩される負け筋をなくす強みがある。

・「じごくづき」はルナアーラや黒馬バドレックスを考えると外せなかった。BO3において"打点がないから出せない"という消極的な理由を潰したかった。

・「すてゼリフ」不採用による明確なデメリットは先発で繰り出しづらい事くらいで、立ち回りでの不自由は特に感じなかった。

 


いじっぱり 205-192-113-*-92-106 (236-236-20-0-12-4)
グラススライダー/10まんばりき/ねこだまし/まもる

・「グラススライダー」による詰め性能を更に伸ばすために「ねこだまし」と「まもる」採用。

・「グラススライダー」で倒せるか倒せないかは天地の差なのでほぼ攻撃特化+タイプ強化アイテム。

・サブウェポンの選定は悩ましかったが、ガオガエンゴツゴツメットが確定した段階でザシアンへのリーチが大きく伸びる「10まんばりき」以外ありえなくなった。

カイオーガダイマックスの活躍を裏で支えるポケモンでありながら、自身のダイマックス性能も非常に高く、高火力先制技と高い耐久で安定したパフォーマンスを発揮してくれるこの構築の柱。ゴリランダーが最強のポケモン

 


おだやか 167-*-116-98-121-143 (252-0-84-4-116-52)
ムーンフォース/おいかぜ/くすぐる/なやみのタネ

・「ムーンフォース」はパルキアへの打点、ガオガエンやオーロンゲへの削りなどで「エナジーボール」より優れるという評価。あと30%で特攻ダウンが壊れてるほどに発動する。

・「くすぐる」はザシアン,ボルトロスと合わせての集中はもちろん、適当にバラ撒いておくだけで後発の物理ポケモンの打点を底上げしたり、白馬バドレックスやグラードンなどに攻撃ダウンが刺さるのでトリックルームを凌げたりと、あまりにも活躍した。置きの「くすぐる」がとにかく強い。

・様々な使い方がある「なやみのタネ」だが、本来構築相性が微妙な vs白馬パルキアに完封レベルで有利になるのが採用の決め手。

カイオーガの裏の草タイプという点が優秀で、ダイサンダー,しおふき,グラススライダーなどに受け出して「おいかぜ」で切り返す立ち回りをかなり信頼していた。

・受け出しを頻繁に行うので「きあいのタスキ」であっても耐久重視の配分。環境の耐久エルフーンは基本素早さを伸ばしていないので少し速めの143に設定。上から「なやみのタネ」を撃ちこむことで「あまえる」などをシャットアウトできる。

 


いじっぱり 165-172-91-*-101-162 (84-172-4-0-4-244)
ワイルドボルト/そらをとぶ/ばかぢから/まもる

・構築がカイオーガダイマックスを軸としているので選出回数こそは多くないが、明らかにカイオーガメタが激しい相手や、BO3の2本目以降に選出する事で活躍してくれた。

・ミラーマッチは「おいかぜ」などを絡めて相手より先に「ダイジェット」展開することを心掛けていたので素早さ勝負は諦めて、それ以外に対する撃ち合いを強くするためにいじっぱり+HP振り。環境のリザードンが耐久思考になっていたのも追い風。

・ダイナックル媒体は少しでも火力を上げるために「ばかぢから」採用。「かわらわり」と比べた時に、素で撃った時にディアルガカミツルギに対してダメージが違いすぎる点を評価。トリトドンガオガエンに対しても威力120のおかげで押し切れた試合があった。

・ダイジェット後+1の素早さ=243、味方のカイオーガ×2=244、味方のカイオーガが上を取れた相手のポケモンは「おいかぜ」状態でもボルトロスが上を取れると判断できる素早さライン。

 


 

■選出と立ち回り 

(文字数多くなるので略称多め)

トルネオーガ
 ()
 
トルネ伝説+ツルギ伝説想定。
カイオーガをボルトゴリラで睨みながらツルギザシアンをガエン+αで詰める。

 

・ロンゲオザシ
 ()

 or
ロンゲオーガザシアンボルト(サンダー)想定。
猫潮吹きをぶつけて、ザシアンボルトで詰める。
珠オーガならトリック型、チョッキなら壁貼り型と読んで2戦目以降に繋げる。
ロンゲの型が割れたら2戦目以降はくすぐる+ボルトでロンゲの横を狙いまくるのもアリ。

 

・エルフオザシ
 ()
 
エルフ伝説+ボルト伝説を想定。
オーガはいらない気がする、エルフザシアンで後発に対応。
モロバレル入りには「なやみのタネ」活用で1本取る。

 

・RinyaSun

(基本この4匹信用)
 
①ザシアントドングラガエンを想定。
ザシアンを倒して、オーガゴリラをガエンの威嚇で通すイメージ。
ザシアンで相手のザシアンを狙っていきたい。

②リザロンゲorトドン+グラザシを想定。
A.オーガダイマを使用してリザードンを倒す→ゴリラガエンで詰める。
B.ボルト(非ダイマ)でダメージを稼いで、ザシアンとオーガダイマで打開。

③リザグラ+ザシトドンを想定。
ダイマを使わずにザシオーガでリザードンと1:1交換→ゴリラダイマでトドングラ方向にコランダを一貫させる。ヒトスタなら有利で炎パンだとめんどい。

 

・黒馬ザシアン


 
①エルフボルトザシアン黒馬(@眼鏡)を想定。
ザシアンオーガで残数を減らす→ゴリランダーで回収圏内に押し込む。
2本目以降はトドンを絡めてくるのでオーガ交替エルフからザシアンで残数を減らして後発ダイマオーガ+ゴリラで詰める。

②黒馬(@タスキ)ゴリラザシアントドンを想定。
トドン以外を倒して威嚇+ゴリラで詰める。

③黒馬(@タスキ)ボルトザシアントドンorゴリラを想定。
ボルトロスを倒しに行く→威嚇+ゴリラで詰める。

・カメ黒馬
 ()
or
序盤にザシアンを介護して裏のボルトロスで打開する。
カメックスボルトロスが出てこない場合はガエンでワンクッション挟んで追い風下ザシボルトの並びを目指す。

 

・ルナグラトリル


ルナバナグラガエン想定。
バナにダイアイスを撃って、ザシアンはダイバーン警戒行動。
ダイアイスがバナを大きく削りながらルナアーラの特性も剥がしてくれてかなり機能する。特に3回目はダイアイス(天候:あられ)で終わりたい。

 

・ルナグラスタン


ガエンエレキグラルナを想定。
エルフ交替ザシアン守るでエレキのダイサンダーを凌いで、追い風で展開から裏オーガダイマ打開する。
グラスフィールドがあるとダイマ後のエレキにオーガが動きやすくなる。

 

・白馬トリル
 ()

 
パルキアガエン白馬バレルを想定。
ムンフォ潮吹きスタート、先発バレルならダイフェアリースタートも視野。
2回目のトリルをガエンバレルのサイクルで狙ってくるので、交替や守るを強気に読んでゲームを終わらせる。

 

・白馬エレキ
 ()

白馬(@リリバ)エレキグラガエンorトドンを想定。
エルフ交替エレキにストリーム(アイス)
①ボルチェングラ出しトリル(勝てそう)
 →グラがチョッキでも巨獣斬圏内まで削れる、天候は雨。
 →ガエン交替白馬にストリーム、削り意識。
 →どこかでエルフーン着地させてサポートしながらザシアンで全員倒す。
②グラ出しダイサンダーザシアン(ウォールされるされない次第で有利)
 →エレキ残り6割で天候が雨。
 →追い風+ストリームをグラ方向。
  ・白馬交替→白馬ムンフォ圏内で両縛り、満タングラは甘えるで頑張る。
  ・ガエン交替→甘える絡めてザシアン通しやすくなる
  ・グラ切りダイサンダー→次のターン択

 

・黒馬オーガ
 ()

なやみのタネやおいかぜを駆使してザシアンを動かし、ダイマのタイミングをずらしてオーガゴリラで打開。

 

・ホワイトキュレム


or
ザシアンでダイアースを釣ってエルフ交替、カイオーガキュレムの横を倒していく。
ダイマで撃ち合った後はザシアン+ガエンゴリラで回収する。

 

 

ここにない構築には書いてある立ち回りを応用して選出&立ち回る。
『ザシアン/カイオーガ/ボルトロス』のエース3匹の攻めの補完が取れているので、例えば1本目にザシオーガ軸で戦って、2本目にザシボルト軸に変えて戦うなどが可能。
6匹全員が強いことがこの構築最大の利点なので、BO3では3本通して同じ選出をすることはほとんどありませんでした。

 


 

■おわりに

3年ぶりのWCS開催ということでかなり気合いを入れて臨みました。

ソードシールドの集大成を形に出来たと思えるほどには、構築完成度も環境理解度も高められたと思います。
欲を言えばあと1勝してトップカット入り、更には自分の最高実績の世界TOP16を超えたかったです。

Day2最終ラウンドが終わった直後は死ぬほど悔しかったですし、でも対戦相手を称賛できるくらいには良い試合をしたし、更には一緒に取り組んだキヌガワが勝ってくれて嬉しくて明日の調整もしなくちゃな、という感じのぐちゃぐちゃな感情だった!

自分は世界大会出場は2回目で、2回ともDay1スタートしてDay2まで勝ち進んでいるので、Day2率100%は流石に強いな?と今のところは自分を褒めてあげようと思います。

 

今年はUmbraのチームメイト"キヌガワ"と一緒にポケモンする機会が結構ありましたが、白馬パルキアを2月段階で生み出したり、今回のオーガザシアンも相当な完成度で作り出したりと、僕らが手を組むとヤバい説が浮上した2022年。

スカーレットバイオレットでもチームUmbraの活躍から目が離せない!!!!

キヌガワ『来年も俺たちアンブラは強い!!』

 

WCS2023のスカーレットバイオレット環境でも、勝ち続ける強い自分である為に頑張ろうと思います。

 

そろそろ世界優勝の景色が見てみたい~~~~!!!!!

 

 

 

今後ともアルカナも、Umbraも、応援よろしくお願いします!

 

 

 

 

おわり。